まちがいは素直に認めよう【光のことば】

この記事は「ヘルメス・エンゼルズ」No.299 より抜粋・引用しています。

親子で学べる光のことば「まちがいは素直に認めよう

まちがいを押し通していると…

今回は「まちがいは素直に認めよう」という話をしようと思う。

だれでも、まちがえることはあるよね。

でも、そういうときに、開き直ってまちがいを押し通す人や、人の意見を聞く気のない人もいるね。

自分が分からないことやできないことを人に知られ、「そんなことも分からないのか。」と言われて、傷つくのは、いやなものだ。それで、自分を守りたくなるんだね。

けれども、「自分を守りたい。」という気持ちで、分からないまま行くと、結果的には、自分を守れず、自分をもっとだめにしてしまうことになる。そのままでは、将来、自分がもっと大きなはじをかいてしまうこともあるんだ。

知らないことがあるのは、はずかしいことではない

大人になってから、「知らなくてはずかしい。」と思っていたことを思い出してみると、どうでもいいような本当に小さなことが多いものだよ。でも、子どもの時には、そんなことでもはずかしく思ってしまうんだ。

私も、小学生時代に、はずかしい思いをしたことがある。あるとき、親に連れられて海水浴に行ったんだけれど、「ここは、前に来たことのある海水浴場だよね。」と言ったら、みんなにドッと笑われてしまったんだ。実は別の場所だったんだね。

それから一年たっても二年たっても、周りの人から笑われてしまったことを、ときどき思い出しては、そのたびにタラタラと汗をかくほどはずかしくなって、顔から火が出るような思いをした覚えがずいぶんある。

今から考えてみたら、そんなのはどうってことないことだよね。初めての場所へ行って、どこの海か分からないのは当然のことだ。知らなくて当たり前なんだから、何もはずかしいことはないよね。

まちがいを認めないでいると周りの人が注意してくれなくなる

それから、勉強でのまちがいをすることもあると思う。

「こんなに勉強ができるのに。」という人でも、漢字をまちがえていたり、英語のつづり方をまちがえていたり、まちがえた覚え方をしていることがある。かんちがいをして覚えてから、五年や十年以上たち、大人になって、やっと気がつくようなこともある。

中には、どこかで思いちがいをしたことを、どうしても認めたくなくて、言い張る人もいる。でも、そういうことを何度も何度も言っていると、だんだん、周りも注意をしてくれなくなってしまうんだ。

本当は、自分が弱気だったり、劣等感(※)を持っていたりするために、強がったり、えらそうに言ったり、人の言うことを聞かなかったりしているのだけれども、それは、いつまでもは通じないんだ。

※劣等感…ほかの人より、自分の方がおとっていると思う気持ち。

「周りから教わろう」という気持ちを持とう

「素直に身を低くして、周りから教わろう。」という気持ちを持っていないと、どうしても情報が入ってこなくなってしまうんだ。

本当に強い人、本当に大きい人は、自分を強く見せようとしたり、大きく見せようとしたりする必要はないんだ。将来、大きなことを成しとげるような人は、今やるべきことを一つひとつ積み重ねている。いつか大きなことを成しとげるにしても、子どもには子どもの時点でしなければならない修行があるのだから、今できる努力を一つひとつやっていくことが大切なんだね。(おわり)

『子どもにとって大切なこと』

「間違いは素直に認めよう」の話は、この本にのっているよ!

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